日通総研が2020年度貨物輸送見通しを発表 Nittsu Research Institute Announces 2020 Freight Transport Outlook
日通総合研究所は、「2020年度の経済と貨物輸送の見通し(改訂)」で外貿コンテナ貨物と国際航空貨物の輸出がともに2年連続でマイナスを記録するとの予測を明らかにした。外貿コンテナ貨物の輸出は9.2%の減少を予測。特に4-6月期はコロナ・ショックによる下押しで、前期からマイナス...
CMA-CGM、サイバー攻撃でシステム障害 CMA-CGM, system failure due to cyber attack
CMA-CGMはサイバー攻撃を受け、データの一部が盗まれた可能性があると述べた。 9月29日の段階で外部からのインターネットアクセスを遮断している。マルウェアの感染拡大は防止しており、海上輸送や港湾荷役などの業務は通常通り継続しているという。 CMA-CGM...
日本発航空輸出混載貨物実績(8月) Air cargo exporting from Japan results (August)
2020年8月の日本発航空輸出混載貨物実績は、重量が5万5948㌧(前年同月比-23.2%)、件数が17万3452件(-23.2%)だった。前年割れは21ヶ月連続。新型コロナウイルスの影響で低水準が続くも、縮小幅は減少した。 In August 2020, the...
日立物流・SGHD提携変更、国際物流が課題 Hitachi Transport System and SG Holdings change partnership
日立物流とSGホールディングスは、株式持分比率と資本業務提携契約を変更する。2016年3月の契約締結時、両者経営統合で売上高1兆6300億円(単純合算、当時)となり、国内では日本通運に次ぐ物流企業誕生へと注目を集めた。両者は「協創」での価値創出に取り組み、国内では一定の成果...
8月フォワーダーランキング(国際航空輸出貨物取扱量) August Forwarder Ranking (International Air Cargo Handling Volume)
8月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で14,103㌧(前年同月比-12.1%)、2位は近鉄エクスプレス9,009㌧(-16.0%) 、3位は郵船ロジスティクス6,954㌧(-25.1%)...
SCFI Summary week 38
北米西岸経由(前週比+53)、 北米東岸経由(+100) 、 欧州(+27)、 釜山(+6)はで増加 。 The Shanghai Containerized Freight Index as of 18th of September increased via the...
APLが社名変更「CMA CGM Asia Shipping」に APL changes company name to "CMA CGM Asia Shipping".
APLは12月1日付で、社名を「CMA CGM Asia Shipping」に変更する。APLは「名称の変更のみで、事業や株主構成、経営陣、連絡先の詳細、締結した契約には影響しない」としている。 APL will change the company name to...
7月フォワーダーランキング(国際航空輸出貨物取扱量) June Forwarder Ranking (International Air Cargo Handling Volume)
7月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で13,521㌧(前年同月比-20.7%)、2位は近鉄エクスプレス9,234㌧(-18.8%) 、3位は郵船ロジスティクス6,681㌧(-27.7%)...
フェデックス、ハノイ空港で危険物クラス9の取扱を開始 FedEx starts handling dangerous goods class 9 at Hanoi Airport
フェデックスエクスプレス(FDX/FX)は、ベトナム・ハノイ空港を発着する危険物クラス9の取り扱いを開始する。危険物クラス9には、リチウム電池や磁性物質のほか、航空機制の固体・液体などが含まれる。 FedEx Express (FDX/FX) will start...
コロナワクチン輸送、前例ない難易度 DHL points out the COVID-19 vaccine supply is "unprecedented difficult"
DHLは、年内にも最初の新型コロナウイルス用ワクチンの緊急使用承認が認められる見通しとなるのを前に、物流企業が直面するであろう課題を整理した。同社が発表したレポートによると、物流企業は世界で100億回分以上にのぼるワクチンをマイナス80度より低い温度で輸送するという、厳しい...
マースク、ダムコの航空・LCL事業吸収 Maersk merges Damco's aviation and LCL business
マースクは世界規模で組織改編を行い、ダムコの航空フォワーディングおよび海上LCLサービスをマースクと統合させる。LCLは1つのコンテナに複数の荷主の貨物を混載する輸送形態。現在のサプライチェーンにおける輸送ニーズを満たすには、さまざまな輸送モードの活用が不可欠とし、海上輸送...
輸出用空コンテナ在庫、不足の可能性 Possibility of shortage of empty container for export
日本国内で輸出用空コンテナが不足する兆しが見えてきた。中国における急速な輸出需要の回復で、現地では空コンテナの需給逼迫感が強まっている。船社は空コンテナ確保のため、日本から中国をはじめ、アジアへの空コン回送を急いでおり、その余波で日本でもタイト感が強まってきた。船会社ごとに...
日本発航空輸出混載貨物実績(7月) Air cargo exporting from Japan results (July)
2020年7月の日本発航空輸出混載貨物実績は、重量が5万4470㌧(前年同月比-29.1%)、件数が18万8533件(-25.2%)だった。前年割れは20ヶ月連続。新型コロナウイルスの影響に起因する航空貨物スペースの縮小で低水準が続くも、5月を底に6、7月と緩やかな回復が見...
成田空港の航空貨物積込量(7月)、回復傾向 Narita Airport air cargo loading (July) is on a recovery trend
東京税関によると、7月の成田空港の国際航空貨物取扱量は、積込量が6万5181㌧(前年同月比-19.8%)、取卸量が8万8500㌧(-4.2%)で、総取扱量は15万3681㌧(-11.5%)だった。新型コロナウイルスの影響で、積込量は5か月連続減少、取卸量は4か月連続減少した...
SCFI Summary week 34
北米西岸経由(前週比+34)、 北米東岸経由(+41) 、 欧州(+21)で増加 。釜山(±0)は横ばい。8月に入り西海岸向けは安定して3000ドルを上回っており、北米向けは高いレートレベルを維持している。大手フォワーダーによると、中国発のスマートフォン、ゲーム関連の出荷で...
2019年グローバルフォワーダーランキング2019 Global Forwarder Rankings announced 1st place is DHL, Kuhne & Nagel
物流市場調査やコンサルティングを手掛けるアームストロング&アソシエイツ(A&A)が2019年のグローバルフレイトフォワーダー・ランキングを発表した。各社からの発表・報告や同社の推測による売上高と物量を組みこみ、トップ25を公開している。1位は同率でDHL(ドイツ)とキューネ...
阪急阪神第1四半期決算、国際輸送は黒字回復 Hankyu Hanshin 1Q financial results, international transportation recovered
阪急阪神ホールディングスが発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算のうち、国際輸送セグメントは減収増益となった。新型コロナウイルスの影響を受け、航空輸送の取り扱いが減少したことで部門売上高は188億1400万円(前年同期比-1.7%)となったが、東アジアで緊...
KWE 1Q 2020 営業利益倍増 KWE operating income doubled in 2020 1Q financial result
近鉄エクスプレスが発表した2020年3月期第1四半期決算によると、売上高1404億7300万円(前年同期比+3.6%)、営業利益79億1300万円(+100.7%)、経常利益82億円(+703.8%)となった。全体的に取扱物量が減少したものの、旅客便の減便による輸送スペース...