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日通総研2020年度貨物輸送見通しを大幅下方修正 Nittsu-Soken the outlook for freight transportation in 2020

日通総合研究所は「2020年度の経済と貨物輸送の見通し(改訂)」を公表した。外貿コンテナ(国際海上貨物)、国際航空貨物は輸出・輸入共に新型コロナウイルスの感染拡大の影響を反映し、前回発表(2020年3月)から前年度実績を大幅に下方修正した。同社は経済への新型コロナの影響度合いが世界大恐慌時に匹敵するとし、2020年いっぱいは停滞が避けられないと予測。米中貿易摩擦の再燃・激化やコロナの再流行により、回復が遅れてマイナス幅が一段と拡大する可能性もあると指摘する。


Nippon Express Research Laboratories has announced "Economy and Freight Forwarding Outlook for 2020 (Revised)". Foreign trade containers (international sea freight) and international air freight have been revised downward significantly from the previous year's announcement (March 2020), reflecting the impact of the spread of the new coronavirus in both export and import. The company predicts that the impact of the new Corona on the economy will be comparable to the Great Depression, and that stagnation will be unavoidable throughout 2020. He pointed out that recovery may be delayed and the negative range may further expand due to the re-intensification and intensification of US-China trade friction and the re-emergence of corona.

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