top of page

9月の航空貨物需要は減少も運賃は上昇

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2024年10月26日
  • 読了時間: 1分

9月の航空貨物需要は前年同月比で9%増加したものの、これまでの二桁成長から減速している。海上・航空貨物運賃分析プラットフォームを運営するXenetaによると、 平均貨物運賃は前年同月比で26%上昇し、1kgあたり2.71ドルとなりました。輸送キャパシティは3%の増加にとどまり、今年最低の水準となったが、貨物搭載率は60%へと改善した。需要の減速は昨年の需要増に起因するが、依然として強い需要が続く。これは、電子商取引の需要や、コンテナ輸送の混乱、そして中国の大型休暇である国慶節を前にした貨物の急増によるもの。また、航空会社は冬に向けた運航スケジュールの調整を始めており、今後の輸送キャパシティに影響を与える可能性がある。

最新記事

すべて表示
世界コンテナ運賃、15週連続下落

世界コンテナ運賃が下落傾向を強めている。英ドリューリーの9月25日公表によると、世界コンテナ指数(WCI)は40フィート当たり1761ドルと前週比8%安で、15週連続の下落。上海発の主要航路も一斉に値を下げ、米国向けや欧州向けで軒並み減少した。要因は中国の休暇前の需要減退と...

 
 
 
米国から欧州へ、中国発航空貨物のシフト進む

中国の航空貨物市場は、米国の新たな貿易・関税政策を受け、米国向けから欧州向けへと流れを変えているとWorldACDが報告した。8月の中国・香港発米国向け貨物量は前年同月比5%減少した一方、欧州向けは11%増加。米国向け運賃は9%下落したが、欧州向けは安定を維持した。世界全体...

 
 
 

コメント


bottom of page