top of page

日本発航空貨物運賃、2~5倍で高止まり Japan air freight fares remain high at 2-5 times

新型コロナウイルスの影響により、航空貨物スペースの縮小が続いている。全方面で供給が不足しており、フォワーダーは輸送案件ごとに都度、航空会社と運賃交渉を行っている。コロナ禍で通常、夏季スケジュールが始まる前に決着する航空会社の入札が休止となっており、フォワーダーそれぞれが持つ長期契約運賃が使用できない状況となっているためだ。また、需給が日々変化しており、運賃も乱高下している。日本発でのスポットでの航空会社運賃の相場は、例年に比べて2~5倍に高騰し、高止まりの状況。特に欧米向けの長距離路線や東南アジア、南アジアの路線の高騰が深刻となっている。


Air cargo space continues to shrink due to the impact of the new coronavirus. Due to lack of supply in all areas, forwarders negotiate fares with airlines for each transport case. This is because the auction of airlines that normally settle before the start of the summer schedule in Corona is suspended, and the long-term contract fares of each forwarder cannot be used. Moreover, supply and demand are changing daily, and fares are fluctuating. The market price of airline fares at spots departing from Japan has been 2 to 5 times higher than usual and remains high. In particular, soaring long-haul routes to Europe and the United States, and Southeast Asian and South Asian routes are becoming serious issues.

閲覧数:41回

最新記事

すべて表示

アジア発航空貨物運賃、ピークシーズンに予想外の下落

アジア発の航空貨物市場は、年末のピークシーズンに向けて活発な需要が見込まれていたが、運賃は下落傾向にあり、業界の予想を裏切る結果となった。バルチック航空貨物指数(BAI)によると、全体的な運賃は前週比で1.6%の減少を記録した。米国東海岸やメキシコ湾岸の港でのストライキが長...

航空貨物市場、9月の成長率は鈍化も収益は大幅改善

9月の航空貨物需要は前年同期比で9.4%増加し、依然として強い成長を見せた。IATAによると、全体のキャパシティーは6.4%増加し、ベリースペースのキャパシティーは10.3%の成長を記録した。これにより、41か月連続での二桁成長だが、過去9か月の二桁成長と比べると成長ペース...

9月の航空貨物需要は減少も運賃は上昇

9月の航空貨物需要は前年同月比で9%増加したものの、これまでの二桁成長から減速している。海上・航空貨物運賃分析プラットフォームを運営するXenetaによると、 平均貨物運賃は前年同月比で26%上昇し、1kgあたり2.71ドルとなりました。輸送キャパシティは3%の増加にとどま...

Comentários


bottom of page