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航空運賃、コロナで高騰も収束へ Airfares were rising due to corona, but are decreasing

新型コロナウイルスの影響で記録的な高値を付けていた航空貨物運賃が下落している。貨物スペースの縮小を背景に一時平常時の10倍にまで達した中国路線の運賃は、同2倍以下で推移する。旅客便の減便・運休で供給スペースはまだ限られているが、世界的な荷動きの低迷で運賃は下降している。東京発上海行きのスポット(随時契約)料金は、1キログラム当たり70~200円強。平常時の60~80円程度に比べ、2割増から高い時でも2倍程度にとどまる。欧米路線も運賃は下落傾向。4月に平常時の5倍を超えていた東京発米西海岸は、3~4倍ほど。3~4倍だった東京発欧州は2~3倍で推移している。


The air freight rate, which had reached a record high due to the new coronavirus, has fallen. The fare on China routes, which has reached 10 times the normal time due to the shrinking cargo space, will remain below 2 times the same level. Although the supply space is still limited due to the reduction and suspension of passenger flights, fares are falling due to sluggish cargo movements worldwide. Spots from Tokyo to Shanghai (contracts from time to time) cost over 70-200 yen per kilogram. Compared to around 60 to 80 yen in normal times, it will increase from 20% to double even at high prices. Fares are also declining on Western routes. Tokyo's US West Coast, which was over 5 times the normal in April, is about 3 to 4 times. Europe from Tokyo, which was 3 to 4 times, is 2 to 3 times.

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