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海運大手三社、大きく増益


日本郵船の経常利益は前期比1.5倍の400億程度と推定。商船三井や川崎汽船も大幅な増益予想。景気に左右されやすいコンテナ船事業の統合をはじめとする大幅な構造改革の成果が出てきた。加えて世界的な景気の回復で鉄鉱石や石炭などの荷動きが活発化したことも起因する。世界貿易機関(WTO)は2018年の世界の貿易量は前年と比べて4%増加すると予想。米中の貿易摩擦の行方が今後の懸念点となる。


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DHLグローバルフォワーディングは、大韓航空(KAL/KE)の予約システムとの統合により、航空パートナーシップを強化した。この統合により、DHLは大韓航空のシステム「カーゴワイズ」から直接予約を行うことができ、業務効率が向上するという。カーゴワイズでは、リアルタイムのデータ交換ができるため、フライトスケジュールや航空貨物料金へのアクセスが容易になる。この統合は、大韓航空にとって初めての貨物フォワー

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2024年2月欧米とアジアを結ぶ主要路線での航空貨物料金が、昨年比で引き続き低下している。バルティック取引所航空貨物指数(BAI)によると、香港から北米への料金はUSD4.66/kgと、昨年同月比で5.5%減少した。これは、1月のUSD5.22ドルからの低下。この減少は旧正月が昨年1月から今年は2月にずれたことによるもの。しかし、料金は2023年の水準を下回り続け、下落基調は18か月連続。ただ、減

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