北米航路の海上運賃の上昇圧力が弱含み、高止まりする中で、欧州航路は価格が再度高まっている。複数のフォワーダー関係者によると、日本発欧州向けは、オールウォーターの海運の新規貨物のスポット運賃が1万5000~1万6000ドルに達した一方、シベリア鉄道(TSR)を利用するシベリアランドブリッジ(SLB)のシー&レールは上昇するも1万ドル程度になっているようだ。鉄道輸送運賃が海上輸送運賃を下回るのは40年ぶり。ただ、TSRの鉄道輸送日数は安定しているものの、欧州側国境と極東港湾の混雑などで、欧州までのリードタイムは海運同様に大幅遅延。海上部分の本船スペースやコンテナもひっ迫しているという。
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すべて表示2023年2月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で15,607㌧(前年同月比-31.4%)、2位は近鉄エクスプレスで12,039㌧(-24.8%)、3位は郵船ロジスティクスで7,940㌧(-37.2%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,571㌧ (-30.8%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,250㌧(-44.5%)だった。
成田国際空港(NAA)が発表した1月の空港運用状況によると、貨物便の発着回数は2500回(前年同月比-39%)となった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ旅客便が回復に向かい、海上輸送の混乱も解消されてきたために減少したが、コロナ禍前の2019年1月と比べると36%増で、1月としては歴代3位となった。貨物量は前年同月比で33%減、19年同月比でも9%減となった。
2023年1月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で13,272㌧(前年同月比-33.7%)、2位は近鉄エクスプレスで10,209㌧(-30.7%)、3位は郵船ロジスティクスで7,232㌧(-33.3%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,141㌧ (-35.4%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,106㌧(-39.3%)だった。前月4位
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