top of page

7月の香港からの航空貨物運賃、前年より高く安定

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2024年8月17日
  • 読了時間: 1分

7月の香港発欧米向けの航空貨物運賃は、6月と比較してほぼ横ばいだったが、前年よりは高い水準を維持している。バルチック航空貨物指数(BAI)によると、香港からヨーロッパへの運賃は$4.50/kgに減少し、北アメリカへの運賃は$5.72/kgへと減少した。全体のBAIは0.9%減少したが、香港からヨーロッパへの運賃は前年より24.3%、北アメリカへの運賃は22%上昇した。これは、高まるeコマース需要とモーダルシフトによるものという。7月に発生したマイクロソフトのシステム障害は運賃にほとんど影響を与えなかった。大西洋路線に関しては供給過剰により横ばいだが、年末のピークシーズンには運賃の上昇が予想されている。

最新記事

すべて表示
2026年航空貨物見通し:見通し不透明でも堅調成長期待

IATAによると、世界的な貿易環境が不透明な中でも航空貨物業界は堅調な成長を続けている。2026年の航空貨物量は前年比2.4%増の7,160万トンに達する見通しで、主に電子商取引と緊急性の高い貨物需要が牽引するという。収入は今年の1,550億ドルから1,580億ドルへ増加が見込まれる一方、貿易減速の影響で利回りは0.5%低下すると予測されている。IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は、AI投資を

 
 
 
世界コンテナ運賃、15週連続下落

世界コンテナ運賃が下落傾向を強めている。英ドリューリーの9月25日公表によると、世界コンテナ指数(WCI)は40フィート当たり1761ドルと前週比8%安で、15週連続の下落。上海発の主要航路も一斉に値を下げ、米国向けや欧州向けで軒並み減少した。要因は中国の休暇前の需要減退と...

 
 
 

コメント


bottom of page