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主要上場物流企業2021年4~6月期決算、9割弱が増収・増益

主要上場物流企業の2021年4~6月期決算は前年同期との比較が可能な全57社のうち、全体の89%に当たる51社が増収。営業損益は比較可能な59社のうち86%に当たる51社が増益または黒字転換した。前年同期は新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界的な需要減退で全体の9割弱が減収、8割弱が減益または赤字転落していたため、反動で大幅な増収・増益となる会社が多かった。全般的に航空貨物が物量・販売価格ともに高水準を維持しているほか、eコマース(EC)関連で配送や保管などの取り扱いが伸びたところが多い。

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3月も世界の航空貨物市場の成長は持続的

2024年3月、世界の航空貨物需要は前年同月比11%増加し、これで3ヶ月連続の増加となった。この成長を牽引したのは、電子商取引と紅海航路の混乱という要因でした。最新の分析結果を発表したXenetaによると、2024年第1四半期の高い需要は、8%増加した貨物船舶のキャパシティ成長を上回ったという。

航空貨物運賃の低下傾向続くも、紅海攻撃が影響

2024年2月欧米とアジアを結ぶ主要路線での航空貨物料金が、昨年比で引き続き低下している。バルティック取引所航空貨物指数(BAI)によると、香港から北米への料金はUSD4.66/kgと、昨年同月比で5.5%減少した。これは、1月のUSD5.22ドルからの低下。この減少は旧正月が昨年1月から今年は2月にずれたことによるもの。しかし、料金は2023年の水準を下回り続け、下落基調は18か月連続。ただ、減

24年2月フォワーダーランキング

2024年2月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で15,582㌧(前年同月比-0.2%)、2位は郵船ロジスティクスで10,811㌧(+36.2%) 、3位は近鉄エクスプレスで8,889 ㌧(-19.5%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,036㌧ (-15.0%)、5位は阪急阪神エクスプレスで2,688㌧(-17.3%)だった。

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