top of page

2024年末、航空貨物市場が関税増前の需要で活況

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2024年12月31日
  • 読了時間: 1分

2024年末、航空貨物市場が中国から米国への関税前輸出と電子機器需要の高まりにより、異例の活況を呈している。台湾のフォワーダーDimerco Expressによると、12月中旬以降、通常のシーズンオフにもかかわらず、貨物量が急増している。同社のグローバル営業マーケティング副社長キャシー・リウ氏は、消費者向け電子機器や戦略的な輸出が1月まで続く異例のピークを生んでいると述べた。トランプ政権による関税引き上げを前に、多くの荷主が航空輸送にシフトしているという。TAC Indexによると、航空貨物料金も需要を反映し上昇中で、市場は2025年に向けて強い勢いを示している。

最新記事

すべて表示
世界コンテナ運賃、15週連続下落

世界コンテナ運賃が下落傾向を強めている。英ドリューリーの9月25日公表によると、世界コンテナ指数(WCI)は40フィート当たり1761ドルと前週比8%安で、15週連続の下落。上海発の主要航路も一斉に値を下げ、米国向けや欧州向けで軒並み減少した。要因は中国の休暇前の需要減退と...

 
 
 
米国から欧州へ、中国発航空貨物のシフト進む

中国の航空貨物市場は、米国の新たな貿易・関税政策を受け、米国向けから欧州向けへと流れを変えているとWorldACDが報告した。8月の中国・香港発米国向け貨物量は前年同月比5%減少した一方、欧州向けは11%増加。米国向け運賃は9%下落したが、欧州向けは安定を維持した。世界全体...

 
 
 

コメント


bottom of page