top of page

関税変動で物流再編加速

関税の変動で荷主はサプライチェーンを再編し、フォワーダーも対応を迫られている。様子見ムードで出荷を止める動きが目立っていたが、関税の一時停止や緩和で再び動きが出てきた。中国からの出荷は減り、東南アジアへのシフトが進んでいる。通関の手続きは複雑化し、物流コストも上昇。フォワーダー業界ではDSVによるDBシェンカー買収など大手同士の統合も進行している。AITやCEVAなども買収を進め、サービスや地域展開を強化している。

最新記事

すべて表示
米国から欧州へ、中国発航空貨物のシフト進む

中国の航空貨物市場は、米国の新たな貿易・関税政策を受け、米国向けから欧州向けへと流れを変えているとWorldACDが報告した。8月の中国・香港発米国向け貨物量は前年同月比5%減少した一方、欧州向けは11%増加。米国向け運賃は9%下落したが、欧州向けは安定を維持した。世界全体...

 
 
 
夏季の需要減少で航空貨物運賃がわずかに下落

6月の航空貨物運賃は、夏の閑散期の影響を受けて主要路線でわずかに下落した。バルチック航空貨物指数(TAC Indexのデータ使用)によると、香港発北米向けの平均運賃は1kgあたり5.08ドルから4.99ドルに下落し、前年同月比では13.2%の減少となった。香港発欧州向けも4...

 
 
 
2025年の3PL等の受託物流市場、3.3%成長予測 アジアが牽引

調査会社リサーチ・アンド・マーケットは「Contract Logistics 2025」レポートを発表。2025年の世界受託物流(3PLを含む)市場は3.3%成長を予測し、アジア太平洋が成長を主導。欧州は成熟市場として停滞、北米はインフレや高コストが成長を抑制。小売や自動車...

 
 
 

コメント


bottom of page