台風21号の被害を受けた関西国際空港の国際貨物地区では復旧が進み、輸出入貨物の受託が活発化している。特に日本航空(JAL/JL)の復旧が速く、10月9日までに薫蒸庫の修理が完了したなどして貨物の取扱量も被災前並みに戻ってきた。被害の大きかったた全日本空輸(ANA/NH)は輸入上屋の復旧が遅れるものの、14日到着分からこれまで対象便を絞っていた自社貨物便の運航を本格的に再開した。今後は外航受託分の取り扱いも完全再開できるよう、破損部分の修理などを急いでいる。関空は9月の総貨物取扱量が前年同月から6割減ったが、10月は大幅な物量回復が見込めそうだ。
top of page
検索
最新記事
すべて表示2025年の物流業界では、空港スタッフの人手不足、米中貿易問題、そしてサプライチェーンの脆弱性が引き続き重要な課題となると予測されている。特定の一つの問題が業界を支配するわけではないが、特に「熟練労働者の不足」が大きな課題になると指摘されている。この人手不足は、移民制限や旧...
2024年末、航空貨物市場が中国から米国への関税前輸出と電子機器需要の高まりにより、異例の活況を呈している。台湾のフォワーダーDimerco Expressによると、12月中旬以降、通常のシーズンオフにもかかわらず、貨物量が急増している。同社のグローバル営業マーケティング副...
2024年11月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で17,704㌧(前年同月比+11.6%)、2位は郵船ロジスティクスで12,535㌧(+29.0%) 、3位は近鉄エクスプレスで11,309㌧(+9.1%)、4位は西日本鉄道国際...
bottom of page