top of page

関西空港、貨物上屋復旧により物量回復


台風21号の被害を受けた関西国際空港の国際貨物地区では復旧が進み、輸出入貨物の受託が活発化している。特に日本航空(JAL/JL)の復旧が速く、10月9日までに薫蒸庫の修理が完了したなどして貨物の取扱量も被災前並みに戻ってきた。被害の大きかったた全日本空輸(ANA/NH)は輸入上屋の復旧が遅れるものの、14日到着分からこれまで対象便を絞っていた自社貨物便の運航を本格的に再開した。今後は外航受託分の取り扱いも完全再開できるよう、破損部分の修理などを急いでいる。関空は9月の総貨物取扱量が前年同月から6割減ったが、10月は大幅な物量回復が見込めそうだ。


閲覧数:11回

最新記事

すべて表示

アジア太平洋地域の航空会社、貨物需要の増加を見込む

アジア太平洋地域をハブとする航空各社において、8月の国際貨物の積載率が4ヶ月連続で上昇した。日本航空 (JAL/JL)、全日空(ANA/NH)などアジア太平洋地域の主要航空会社が加盟するアジア太平洋航空協会(AAPA)の発表によると、8月の航空貨物需要は前年比12.2%増加...

米東海岸ストライキ、賃上げ合意により3日で終結

9月1日より30か所超の米国東海岸とメキシコ湾岸の港湾で発生した大規模な港湾労働者のストライキが終了した。約半世紀ぶりといわれた大規模ストライキにより遅延やコスト増加が懸念されていたが、賃上げについて暫定合意に至り3日で終了した。合意により、港湾労働者の賃金は6年間で60%...

24年8月フォワーダーランキング

2024年8月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で17,438㌧(前年同月比+14.7%)、2位は近鉄エクスプレスで11,087㌧(+18.9%)、3位は郵船ロジスティクスで9,822㌧(+21.8%)、4位は西日本鉄道国際物流...

bottom of page