マースク・グループは6月27日(火)に欧州で発生した新暗号型ランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、同社の社内システムがダウンした。
大手荷主・フォワーダーによると、29日時点で同社グループの電話、メール・システムがシャットダウンしており、営業窓口が携帯電話などで業務に対応している。また、同社が運営しているAPM Terminalの一部が稼働停止しており、ブッキング受託も停止している。
同社はシステム復旧の対応をしているが、回復は今週末以降となる。今のところ他の船社、及び航空会社で同様の被害は報告されていない。