
アジア発南米東岸向けスポット(随時契約)運賃が急騰している。2月以降、商船三井などの海運大手が採算改善に向けて運航本数を削減しており、輸送スペースの過剰感が解消してきた。
日本経済新聞によると、「現在の運賃は指標となる20フィートコンテナ1個あたり2720ドル前後。この3カ月でおよそ3倍になった。各社の運航計画の見直しで輸送能力は4割程度減った」とのこと。主な仕向け先であるブラジルの景気は依然として低調ではあるが、スペース供給の減少が運賃の高騰に影響した。
アジア発南米東岸向けスポット(随時契約)運賃が急騰している。2月以降、商船三井などの海運大手が採算改善に向けて運航本数を削減しており、輸送スペースの過剰感が解消してきた。
日本経済新聞によると、「現在の運賃は指標となる20フィートコンテナ1個あたり2720ドル前後。この3カ月でおよそ3倍になった。各社の運航計画の見直しで輸送能力は4割程度減った」とのこと。主な仕向け先であるブラジルの景気は依然として低調ではあるが、スペース供給の減少が運賃の高騰に影響した。
2024年の航空貨物需要は横ばいか小幅な成長にとどまるという慎重な予想が国際航空貨物協会(TIACA)エグゼクティブサミットで議論された。2024年の第4四半期には需要が1%増加する見込みで、第1四半期と第2四半期には2%と3%の成長が期待されている。ただし、地政学的リスクや旅客サービスへの影響等、市場の不確実性が需要予測を難しくしている。
2023年10月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で16,720㌧(前年同月比-16.1%)、2位は近鉄エクスプレスで10,764㌧(-16.9%)、3位は郵船ロジスティクスで10,635㌧(+6.3%) 、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,151㌧ (-22.9%)、5位は阪急阪神エクスプレスで2,973㌧(-46.0%)だった。前月
ルフトハンザカーゴ(DLH/LH)は、新しい緊急貨物輸送サービス「td.Zoom」を開始した。中国・上海からドイツ・フランクフルトを経由してスイス・チューリッヒに輸送する場合、従来は35-45時間ほど要するところを23時間で輸送する。同社のフランクフルト、ミュンヘン、ウィーンのハブ空港における特別なハンドリングプロセスによって、航空機からの積み下ろし時、倉庫から航空機への移動、トラックへの積み込な