top of page

中国春節後の太平洋ルート貨物便、13%減少 関税影響と季節要因が影響か

中国の春節後、太平洋ルートの貨物便は13%の減少(12便)とまだ回復していない。これは米国の中国に対する関税や免税限度額変更の影響とみられている。Rotateによると、定期便は最も早く回復して1日あたり運航数は47便から45便の減少となっているが、チャーター便とインテグレーター便は大幅に減少した。ただ、電子商取引便のキャンセルが増加していることから、関税の影響と春節やバレンタインデーによる季節的な影響の可能性もあり、区別するのが難しい状況だ。

最新記事

すべて表示
関税変動で物流再編加速

関税の変動で荷主はサプライチェーンを再編し、フォワーダーも対応を迫られている。様子見ムードで出荷を止める動きが目立っていたが、関税の一時停止や緩和で再び動きが出てきた。中国からの出荷は減り、東南アジアへのシフトが進んでいる。通関の手続きは複雑化し、物流コストも上昇。フォワー...

 
 
 
米国、免税対象の中国・香港小口輸入を終了

5月2日、アメリカは中国と香港からの800ドル未満の荷物に適用されていた免税制度「ディミニマス」を終了した。これにより、対象の荷物には120%の関税か、100ドル(6月からは200ドル)の定額料金がかかる。2024年には1日あたり約400万個の荷物が免税でアメリカに入ってい...

 
 
 
IATA、トランプ関税下でも航空貨物市場に成長の余地ありと予測

IATAは、世界貿易の87%が関税の影響を受けておらず、航空貨物市場には引き続き成長の余地があると分析している。2025年には7,250万トンの貨物が航空輸送される見通しで、2024年のCTK(貨物トンキロ)は前年比6%の成長が予測されている。中東を中心に地域別でも成長が進...

 
 
 

Comments


bottom of page