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航空貨物運賃の推移(2021年10月~12月更新)



株式会社Lean Energy(以下、LE社)は2021年10月~12月分を反映した航空貨物運賃の推移を発表した。当インデックスはLE社が展開する国際物流プラットフォームe-Bid Freightで実施されている入札データ、並びにその他外部ソースを活用して、LE社が独自に算出したものである。


TC3 to TC1

当期はクリスマス商戦のピークシーズンにあたり、中国発アメリカ向けの航空貨物がけん引して航空貨物運賃の相場は高値で推移した。特に高値圏は4.981で、2020年からの最高値を記録した。運賃のばらつきも大きく、高値圏と安値圏の差は2.2倍を超えた。


TC3 to TC2

上記同様クリスマス商戦のピークシーズンにあたり、航空貨物運賃の相場は高値で推移した。高値圏は3.815で、TC1同様、2020年からの最高値を記録した。高値圏と安値圏の差は1.73倍でTC1よりは抑えされている。ピークシーズンに入り、航空会社・フォワーダーに限らず高値で推移したことが原因と考えられる。

Japan to TC3

大きな変動は見られないが、依然として高値で推移している。高値圏と安値圏の差は1.75倍前後で安定している。

TC3 to Japan

年末の影響もあり高値で推移しており、高値圏は3.144で2020年からの最高値を記録した。

高値圏と安値圏の差は2倍を超えており、2021年7月~9月の実績より拡大している。

インデックスの算出方法

  • 当インデックスはLE社が展開する国際物流プラットフォームe-Bid Freightで実施されている入札データ、並びにその他外部ソースを活用して、LE社が独自に算出したものである

  • TC1,2,3はIATAの定める地域区分を元にしており、TC1はアメリカ大陸(北米、中米、南米)、TC2は欧州、中近東、アフリカ大陸、TC3はアジアを指す

  • インデックスはAirfreightにFuel SurchargeとSecurity Suechargeを加えた合計金額を元に算出している

  • Max rangeは高値圏、Mid rangeは中央圏、Min rangeは安値圏の料金

  • 2020 2Q(2020年4月~6月)はCOVID19拡大の時期で、妥当なデータが不足していることから、省略する場合がある

  • 各インデックスともに、2020年1QのMid rangeを1に設定

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