NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)のグループであるNXアメリカが米国やカナダからメキシコ経由でアジアへ向けた新たな複合輸送サービスを開始した。北米西岸では港湾の混雑が依然として収束しておらず、スケジュールの変更や遅延が常態化。新たなスペース確保が難しいことに加え、積み替えする鉄道ターミナルの混雑やトレーラー用ドライバーの不足など、米国内での物流は混乱している。さらに、北米西岸労使交渉による港湾ストライキ発生のリスクも懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いている。NXアメリカは、米国に係るサプライチェーンを維持するためのBCP対応サービスとして、米国西海岸の港湾混雑を回避しスペースを確保しやすいメキシコを経由した新たな複合輸送サービスのU.S.E.MEを開発。安定したリードタイムで確実な輸送を提供するとともに、メキシコで自社運営倉庫を運営する強みも生かし、NXグループによる高品質な一貫輸送サービスを提供するという。米シカゴから横浜港までの所要日数は37日程度で、現状の同じルートを鉄道と陸送を組み合わせた西海岸経由で輸送した場合と比べて数日から十数日の短縮を実現できる。
top of page
検索
最新記事
すべて表示2024年9月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で18,279㌧(前年同月比+7.4%)、2位は近鉄エクスプレスで12,247㌧(+21.8%)、3位は郵船ロジスティクスで10,554㌧(+2.0%)、4位は西日本鉄道国際物流事...
2024年8月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で17,438㌧(前年同月比+14.7%)、2位は近鉄エクスプレスで11,087㌧(+18.9%)、3位は郵船ロジスティクスで9,822㌧(+21.8%)、4位は西日本鉄道国際物流...
2024年7月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で18,797㌧(前年同月比+15.5%)、2位は郵船ロジスティクスで11,496㌧(+40.5%)、3位は近鉄エクスプレスで11,239㌧(+23.9%)、4位は西日本鉄道国際物...
bottom of page
Comments