top of page

世界のサプライチェーンリーダーが抱える最重要課題は「関税と貿易障壁」

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2024年12月21日
  • 読了時間: 1分

物流とサプライチェーン管理を手掛けるIT企業のデカルト・システムズ・グループ(カナダ)の調査によると、世界のサプライチェーンリーダーにとって最も重要な課題は「関税と貿易障壁」であることが明らかになった。2024年の調査は、欧州、北米、南米、アジア太平洋地域の主要なサプライチェーンリーダー978人を対象に実施。48%の回答者が関税と貿易障壁を最優先の懸念事項として挙げ、次いでサプライチェーンの混乱が45%、地政学的安定性の問題が41%となった。デカルトは、これらの課題に対応するために、企業はサプライチェーン分析の強化とテクノロジーの導入を進める必要があると指摘する。これにより、頻繁な関税変更への対応、新たな市場の開拓、競争力のある情報収集が可能になるという。

最新記事

すべて表示
世界コンテナ運賃、15週連続下落

世界コンテナ運賃が下落傾向を強めている。英ドリューリーの9月25日公表によると、世界コンテナ指数(WCI)は40フィート当たり1761ドルと前週比8%安で、15週連続の下落。上海発の主要航路も一斉に値を下げ、米国向けや欧州向けで軒並み減少した。要因は中国の休暇前の需要減退と...

 
 
 
米国から欧州へ、中国発航空貨物のシフト進む

中国の航空貨物市場は、米国の新たな貿易・関税政策を受け、米国向けから欧州向けへと流れを変えているとWorldACDが報告した。8月の中国・香港発米国向け貨物量は前年同月比5%減少した一方、欧州向けは11%増加。米国向け運賃は9%下落したが、欧州向けは安定を維持した。世界全体...

 
 
 

コメント


bottom of page