top of page

シンガポール港、混雑で遅延・抜港が増加、運賃にも上昇圧力 Singapore port congestion brings pressure on fare

アジア最大のハブ港、シンガポール港で港湾混雑が急激に悪化している。アジア域内や東西航路における輸送量の著しい増加を受け てコンテナヤードが逼迫しており、入港まで4~5日待ちの状況だという。シンガポール港は無数の近海・基幹航路サービスが寄港する一大拠点だが、それでも同港を抜港するケースも拡大している。これに伴い、シンガポール向けをはじめアジア域内の海上運賃にも急激に上昇圧力がかかっている。


Port congestion is rapidly deteriorating at Singapore, the largest hub in Asia. The container yard is tight due to the significant increase in transportation volume within Asia and on the east-west route, and it is said that it is waiting for 4 to 5 days before entering the port. The port of Singapore is a major base for countless short-sea and trunk route services, but the number of cases of leaving the port is increasing. Along with this, there is a sharp upward pressure on sea freight rates within Asia, including those destined for Singapore.

閲覧数:322回

最新記事

すべて表示

香港発およびフランクフルト発の航空貨物運賃が、数ヶ月にわたる下落の後、安定し始めた。Baltic Exchange Airfreight Index(BAI)によると、フォワーダーが支払う香港発北米向けサービスの平均価格は、コントラクトレートとスポットレートの両方を含む形で、7月の4.69ドルから8月にはkgあたり4.85ドルに上昇した。この路線での上昇は過去1年で2ヶ月目であり、航空貨物運賃好転

2023年2月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で15,607㌧(前年同月比-31.4%)、2位は近鉄エクスプレスで12,039㌧(-24.8%)、3位は郵船ロジスティクスで7,940㌧(-37.2%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,571㌧ (-30.8%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,250㌧(-44.5%)だった。

成田国際空港(NAA)が発表した1月の空港運用状況によると、貨物便の発着回数は2500回(前年同月比-39%)となった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ旅客便が回復に向かい、海上輸送の混乱も解消されてきたために減少したが、コロナ禍前の2019年1月と比べると36%増で、1月としては歴代3位となった。貨物量は前年同月比で33%減、19年同月比でも9%減となった。

bottom of page