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2カ月ぶりの低水準、SCFIコンテナ運賃動向(3月3日付)


上海航運交易所が発表している上海発海上コンテナ運賃、SCFI "Shanghai Containerized Freight Index"によると、3月3日付の海上運賃が約2カ月ぶりの低水準になっている。欧州向けはUSD876/TEU、北米東海岸向けはUSD2955/FEUで、境目となるUSD900とUSD3000を約2カ月ぶりに下回った。中国の旧正月明け以降、やや荷動きが落ち着いており、価格の下落を誘発したと思われる。直近では欧州発で新規ブッキングを制限するなど、回復の動きもみられる。


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