全日本空輸(ANA/NH)は10月1日より、自動車(完成車)輸送に特化した新サービス「PRIO VEHICLE」を開始した。使用する機材は同社が運航するB767F型機のみならず、チャーターした貨物機のメインデッキを活用。コンパクトカーからスポーツ用多目的車(SUV)まで、幅広い車種の輸送に対応する。サービス提供地域は自動車産業が盛んな都市(アメリカ・シカゴ、タイ・バンコク、中国・広州など)をはじめ、同社が貨物便を運航するアジアの主要都市。同社はすでに完成車輸送で豊富な実績があり、車種や形状に応じて傷などに配慮したハンドリングを実施するほか、顧客の要望に応じたオプション対応も請け負うとしている。
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すべて表示ルフトハンザ カーゴ(DLH/LH)は航空貨物分野の未来を担うと考えられる持続可能性、デジタル化、電子商取引の3つの焦点に関してプロジェクトを発表した。同社の最高経営責任者(CEO)であるアシュウィン・バット氏は、これらの課題への取り組みが同社の業界における地位を保つ上で不可欠な動きであると強調している。同社はフランクフルトのハブ空港において、eコマースの機能を強化する取り組みを展開している。これ
サウディア・カーゴ(KSA/SV)は、成田国際空港発インターラインパートナーの拡張により、日本とサウジアラビア間の貨物輸送サービスを拡大・効率化すると発表した。インターライン契約により、日本での需要増加に対応し、効率的なソリューション提供が可能になる。具体的には、大韓航空との協力で輸送時間が短縮され、高品質な製品をサウジアラビアや他国へ輸送する。2023年の輸入品は571トンで、輸出品は25トンで
日本貨物鉄道(JR貨物)は、タイの物流事業者グローバル・マルチモーダル・ロジスティクス(GML)と液化天然ガス(LNG)をはじめとする「危険品の複合一貫輸送事業の検討に関する協力覚書」を締結した。GMLは、エネルギー供給やインフラ事業を多国籍に展開するタイ最大の株式会社であるPTTが、物流事業を主要な新規事業と位置付けて2022年に設立した100パーセント子会社。JR貨物とPTTは、2019年から
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