MSCはアジアと米国をつなぐ太平洋横断ルートにおける輸送網を再構築し、中国北部や韓国と米国を直接結ぶ輸送サービスを提供する。新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞からの回復で輸送需要が高まっている太平洋横断の海上輸送ルートを充実させることで、さらなるビジネスチャンスの獲得につなげる狙い。従来は、中国や韓国と米国を結ぶ海上輸送については、途中港での積み替えが必要で、輸送効率の向上と時間短縮が課題になっていた。MSCは今回の中国・韓国と米国を直行するルートを構築することで、こうした輸送課題の解決を図るとともに、新たな顧客の獲得にもつなげていく。
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日本貨物鉄道(JR貨物)は、タイの物流事業者グローバル・マルチモーダル・ロジスティクス(GML)と液化天然ガス(LNG)をはじめとする「危険品の複合一貫輸送事業の検討に関する協力覚書」を締結した。GMLは、エネルギー供給やインフラ事業を多国籍に展開するタイ最大の株式会社であるPTTが、物流事業を主要な新規事業と位置付けて2022年に設立した100パーセント子会社。JR貨物とPTTは、2019年から
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