海上冷蔵輸送サービスを強化しているインターナショナルエクスプレス(IEC)は、7月末より東京発で定期混載サービスとして、香港、台湾向けを開始した。大阪では9月に住之江区の南港物流センターで海上貨物の取り扱い許可を取得し、サービスの構築を進めている。東京発は、リーファーコンテナによる混載サービスとして、香港向けが毎週、台湾向けが隔週の頻度で提供。バンニングは東京・大井の自社倉庫で実施している。冷蔵の海上混載サービスを提供するフォワーダーは存在するものの、物量の確保が難しいため、ほとんどが不定期となっているのが現状。同社の小川透執行役員は
「需要を取り込み、サービスの継続を図っていきたい」という。新中期経営計画においても、物量の拡大に取り組んでいく方針。まずは品質強化、サービスメニューの拡充を進めていく。
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