top of page

2021年航空貨物輸送キャリアランキング

IATAが2021年IATA世界航空輸送統計を発表し、昨年の貨物航空会社ランキング25社が明らかになった。上位25社は厳しい新型コロナ蔓延を経て、堅調に輸送量を伸ばしている。2021年の定期貨物トンキロ(CTK)ベースの全体輸送量は前年比18.7%増となり、2020年の10.6%減から大幅に改善。需要も2019年に比べて6.9%増となった。


フェデックス(FDX /FX)は、他の多くの上位航空会社よりも成長水準が低いものの、2021年の貨物航空会社トップの座を維持した。フェデックスは、電子商取引、コロナワクチン、PPEおよび関連物資の強い需要に加えて、国際輸出と米国国内の荷物量の伸びから利益を伸ばした。カタール航空(QTR /QR)は、コロナ関連の貨物チャーター便と旅客機の運航再開により、取扱量が161億CTK (前年比+17.2%)に増加し、2020年の3位から2位に浮上した。ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS /5X)は昨年155億CTK(+8.1%)だったが、1つ順位を下げて3位となった。エミレーツ航空(UAE /EK)は旅客機の運航再開の恩恵を受けて4位を維持したが、キャセイパシフィック航空(CPA /CX)は香港を拠点とするパイロットと客室乗務員に対する検疫要件のため、キャパシティが悪化した。日系航空会社では全日本空輸(ANA /NH)が18位にランクイン。航空機の大型化を進めながら電子商取引や電子機器の需要に対応し、昨年の23位から大きく伸びた。


トップ25社は以下の通り。1. フェデラル エクスプレス(FDX / FX) 2. カタール航空(QTR /QR) 3. ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS/5X) 4. エミレーツ航空(UAE/EK) 5. コーエン・エア(KAL/KE) 6. トルコ航空(THY /TK) 7. カーゴルックス(CLX/CV) 8. アトラスエアー(GTI /5Y) 9. キャセイパシフィック航空(CPA /CX) 10. 中国南方航空(CSN /CZ) 11. チャイナエアライン(CAL /CI) 12. エアチャイナ(CCA /CA) 13. カリッタエア(CKS / K4) 14. エアロ・ロジック(BOX /3S) 15. エアブリッジカーゴ航空(ABW /RU) 16. シンガポール航空(SIA /SQ) 17. ルフトハンザ ドイツ航空(DLH /LH) 18. 全日本空輸(ANA /NH) 19. エバー航空(EVA /BR) 20. ユナイテッド航空(UAL / UA) 21. アシアナ航空(AAR /OZ) 22. エチオピア航空(ETH /ET) 23. エールフランス航空(AF/ AFR) 24. エティハド航空(ETD /EY) 25. ポーラーエアカーゴ(PAC /PO)

閲覧数:17回

最新記事

すべて表示

MSC(スイス)とA.P.モラー・マースク(デンマーク)の2社は、コンテナ船を共同運航するアライアンス「2M」について、2025年1月に契約を終了することで互いに合意した。提携解消に関する理由や原因は言及されていない。両社は共同声明を発表し「2015年に契約を締結して以来、多くの変化があった。提携を中止することで、独自の戦略を追求する道は開かれる」と説明。10年にわたる提携関係を前向きに捉えた上で

ANAホールディングス(ANA/NH)は、2023年3月期第2四半期連結決算を発表した。貨物事業の収入は国際線が1835億円(前年同期比+32.6%)と、第2四半期としては過去最高となった。新型コロナウイルス禍が始まってから続く高水準の航空貨物運賃を維持できたことが大きな要因。全体の業績は第2四半期としては3年ぶりに黒字を回復した。

国際貨物航空会社の米UPSは、成田ー米アンカレッジ間の貨物航空機をアップデートした。従来のB767-300に替わりB747-400とB747-8の2機を使用。B747-8の最大積載量は140㌧で、従来の2倍以上となる。日本法人ユーピーエス・ジャパンの西原哲夫社長は「これまで北関東のサービス強化や東京の新木場集配センターの拡張・刷新など東日本での機能を強化してきた。輸送能力を増強したことで東日本でよ

bottom of page