アームストロング&アソシエイツ(米)による2021年の航空フォワーダーランキング(航空貨物取扱量)が明らかになった。1位はキューネ&ナーゲル(スイス)で222万㌧(前年比+54.9%)と、昨年1位だったDHL(ドイツ)を抜かす結果となった。コロナによる旅客機運航減や会場輸送の混乱を回避した輸送手段として貨物機の需要が大幅に上昇したことに加えて、エイペックスロジスティクス(米)の買収も大幅増を後押しした。日本における需要回復は世界水準より高く、日系フォワーダーでは日本通運が7位、近鉄エクスプレスが9位にトップ10入りし、いずれも前年より1位ランクアップしている。2位~5位のランキングは以下の通り。2位キューネ&ナーゲル(独)210万㌧(+25.7%)、3位DSV(デンマーク)151万㌧(+18.7%)、4位DBシェンカー(独)144万㌧、5位エクスペダイターズ(米)105万㌧(+26.0%)
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