3月21日、成田空港の駐機場で全日本空輸(ANA/NH)とフェデックスエクスプレス(FDX/FX)の貨物機同士が接触した。成田空港会社(NAA)の担当者がフェデックス機の存在を十分確認せず、全日空機に移動許可を出してしまったという。接触したのは、全日空のB767F型機とフェデックスのMD11F型機で、いずれも中国・上海行きの定期貨物便。両機とも尾翼周辺など機体後部が損傷したが、けが人はなかった。全日空は当該便と折り返し便が欠航となったものの、搭載していた貨物は他便に振り替え済みで、他便の機材繰りや運航スケジュールに大きな影響は出ていないとしている。