top of page

中国、B737-8型機を全面運航停止


中国民用航空局(CAAC)は3月11日より、国内航空会社に対してボーイングの最新鋭狭胴機、B737―8型機の全面運航停止を命じた。昨年10月29日にインドネシアのライオン・エア、今月10日にエチオピア航空が同機で墜落があったため。CAACは安全確保対策が取られるまでの運航停止を求めるとしている。日本に乗り入れがある中国系主要キャリアは中国国際航空(CA)、中国南方航空(CZ)、中国東方航空(子会社の上海航空運航便を含む)(MU)。このうち日本路線に同型機を現在導入しているのは中国東方航空のみ。関西、中部、福岡と上海間などに使用され、当面は機材変更で対応するようだ。日本発着便の影響は軽微とみられているが、同3社いずれも中国国内線に同型機が導入されている場合が多い。


閲覧数:1回

最新記事

すべて表示

フェデックス、上海の航空貨物ハブの大幅増強を発表

フェデックスは上海に大陸間トランジットハブを設立する計画を発表した。上海浦東国際空港(PVG)にある上海国際エクスプレスと貨物ハブの大幅なアップグレードを図る。同社は上海を国際的な航空貨物ハブとして確立し、上海と中国の第2、第3の都市をさまざまな輸送手段でつなぐとともに、中...

ONE、MSCとの提携でアジアー欧州間の貨物輸送を強化

オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は、MSC(スイス)と提携し、アジアー欧州間で貨物スペースを融通する。ONEは日本郵船、商船三井、川崎汽船の統合で設立され、世界6位の運行規模を持つ。ハパックロイド(ドイツ)の脱退後も、HMM(韓国)とヤンミン(台湾)と共に「...

bottom of page