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東洋トランス、シベリア鉄道利用拡大を加速

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  • 2019年3月12日
  • 読了時間: 1分

東洋埠頭の100%子会社の東洋トランスは、シベリア鉄道(TSR)の活用と拡大を図るため、ロシア船社FESCOと覚書を締結した。今後、日本やアジア発着のTSR経由のシー&レールサービス全般で協力し、ロシア・CIS諸国をはじめとして、欧州にも第三のルートとしてTSRによるサービスの提供を目指す。東洋トランスは国土交通省が今年度に実施したTSRの日本発モスクワ向け試験輸送7件のうち、2件を実施した。輸送日数20日未満の可能性や、振動による貨物への影響が海上輸送と比べて問題のないことを実証した。日本発シベリアランドブリッジ経由のシー&レールのルートは、モスクワ接続で北欧や中東欧方面にも輸送でき、同方面の自動車関連貨物などの輸送需要にも対応できる。東洋トランスとしては、今年度はロシア・CIS向けに注力し、2019年度にはシベリアランドブリッジを経由した新たなサービスを投入したい考えだ。


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