貿易書類の電子化サービスを提供するエスドックス(essDOCs)は、既存の紙ベースの貿易書類手続きと電子化との間をつなぐ新サービスの実証実験を開始した。自社システムの「CargoDocs」から、NFC(近距離無線通信)チップとQRコードを添付したB/L(船荷証券)を出力する新サービス「dTrack」を開発。B/L流通の各段階において、スマートフォンで権限移転や位置情報を読み取り、それらをブロックチェーン上で管理する。将来の完全電子化に向けた過渡的なサービスと位置付け、より多くの荷主企業に利用を促す。現在、欧州やアジア太平洋地域の一部荷主や金融機関などと提携して実証実験を行っており、19年第1四半期中には正式リリースする予定。「dTrack」アプリは現在はアンドロイド端末でのみ利用が可能だが、iOS端末向けでもアプリの配信を開始する。
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