top of page

米中貿易摩擦、日本発でも需給減少懸念

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2019年1月23日
  • 読了時間: 1分

米中貿易摩擦の影響で従来、日本経由で米国向けに輸送されていた貨物需要の減少により、日本発でも需給が緩む可能性が懸念される。すでに昨年11月ごろから中国発米国向けの航空需要の落ち込みを感じている航空会社もある。同時期には、海上輸送からの航空輸送へのシフトが一部では見られたようだが、年明け以降は落ち着きを取り戻している様子。ロボット、自動車部品など米国への輸出品目の中での関税率引き上げ対象品目では既に中国内での生産調整を進めているメーカーもあるようで、航空会社からは「旧正月(春節)休暇(2月2~10日)明けにその実態が表面化するのではないか」と調整局面の長期化を危惧する声もある。


最新記事

すべて表示
世界コンテナ運賃、15週連続下落

世界コンテナ運賃が下落傾向を強めている。英ドリューリーの9月25日公表によると、世界コンテナ指数(WCI)は40フィート当たり1761ドルと前週比8%安で、15週連続の下落。上海発の主要航路も一斉に値を下げ、米国向けや欧州向けで軒並み減少した。要因は中国の休暇前の需要減退と...

 
 
 
米国から欧州へ、中国発航空貨物のシフト進む

中国の航空貨物市場は、米国の新たな貿易・関税政策を受け、米国向けから欧州向けへと流れを変えているとWorldACDが報告した。8月の中国・香港発米国向け貨物量は前年同月比5%減少した一方、欧州向けは11%増加。米国向け運賃は9%下落したが、欧州向けは安定を維持した。世界全体...

 
 
 

コメント


bottom of page