top of page

中国、半導体製造装置免税輸入の対象品目拡大

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2018年12月17日
  • 読了時間: 1分

中国政府は来年1月1日から、半導体・関連部材の製造装置の免税輸入の対象品目を拡大する。新たに、一定の条件を満たすシリコン単結晶引上げ炉(CZ炉)やSic(シリコンカーバイド)の高温酸化炉・高温焼きなまし炉、ウエハ欠陥検査装置の4品目を2021年まで免税対象に加える。日本発中国向け半導体装置の重量ベースの輸出実績は、8月の過去最高を記録した後、勢いが弱まっている。メモリー半導体価格の下落による生産後ろ倒しや、米中貿易摩擦を受けて同国の半導体新工場のスケジュールが調整されている。中国政府の今回の輸入促進策は、先端設備を輸入に頼る同国半導体メーカーを後押しする目的とみられる。半導体装置は日本発航空輸出の主要品目の一つであるため、動向が注目される。


最新記事

すべて表示
2026年航空貨物見通し:見通し不透明でも堅調成長期待

IATAによると、世界的な貿易環境が不透明な中でも航空貨物業界は堅調な成長を続けている。2026年の航空貨物量は前年比2.4%増の7,160万トンに達する見通しで、主に電子商取引と緊急性の高い貨物需要が牽引するという。収入は今年の1,550億ドルから1,580億ドルへ増加が見込まれる一方、貿易減速の影響で利回りは0.5%低下すると予測されている。IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は、AI投資を

 
 
 
世界コンテナ運賃、15週連続下落

世界コンテナ運賃が下落傾向を強めている。英ドリューリーの9月25日公表によると、世界コンテナ指数(WCI)は40フィート当たり1761ドルと前週比8%安で、15週連続の下落。上海発の主要航路も一斉に値を下げ、米国向けや欧州向けで軒並み減少した。要因は中国の休暇前の需要減退と...

 
 
 

コメント


bottom of page