ANAホールディングス(ANAHD/NH)日本貨物航空(NCA/KZ)、日本航空(日航/JL)の邦人航空3社の2018年4~9月期決算は国際貨物事業でANAHD、日航が2桁の増収だった。貨物の輸送が好調であったことに加え、運賃単価が上昇するなどしたことで好業績を維持した。各社とも、同期は9月に台風21号の影響で関西国際空港の貨物機能が停滞していたが、他空港への振り替えを実施するなど物量や業績への影響は軽微にとどまった模様。一方、NCAは6月に自社機の運航を全便停止が大きく影響し減収・経常赤字を記録。2019年3月期中には同一機材8機を運航に戻す計画だが、通期での経常赤字額は前回発表の160億円を据え置いた。
top of page
検索
最新記事
すべて表示ルフトハンザカーゴ(DLH/LH)は、新しい緊急貨物輸送サービス「td.Zoom」を開始した。中国・上海からドイツ・フランクフルトを経由してスイス・チューリッヒに輸送する場合、従来は35-45時間ほど要するところを23時間で輸送する。同社のフランクフルト、ミュンヘン、ウィーンのハブ空港における特別なハンドリングプロセスによって、航空機からの積み下ろし時、倉庫から航空機への移動、トラックへの積み込な
DHL Expressとシンガポール航空(SIA/SQ)は戦略的提携を結び、シンガポールー米国間の貨物専用機の運航を開始させた。機材はシンガポール航空のボーイング777型貨物機を使用し、シンガポール、名古屋、ロサンゼルス、ホノルルなどを週5回運航する。このパートナーシップは、2022年3月に締結された契約に基づいており、中部国際空港の重要性を高め、電子商取引物流の拡大に寄与するという。DHLとシン
ANAホールディングスは、子会社のANA(NH)がルフトハンザ・カーゴ(LHA/LH)とユナイテッド航空(UA)との航空貨物共同事業を契約停止し、2024年に予定されている日本貨物航空の買収を見据えて再編することを発表した。これは、ANAグループが欧米への貨物便運航を吸収するための一環で、ANAカーゴとルフトハンザ・カーゴは過去に独占禁止法適用除外認可を受け、日欧間の貨物便を共同展開してきた。AN
bottom of page