top of page

関西国際空港、貨物再開状況⑩


日本航空は9月15日から関西国際空港発着の国際線を一部再開するため、14日から国際貨物上屋の運営を再開した。受付対象路線は15日から順次運航が再開される、ロサンゼルス、台北(桃園)、バンコク、ホノルルの4路線。受付対象貨物は関空発着の一般貨物または危険物で、国内他空港との接続・転送がないもの。輸出入とも、生鮮貨物糖の温度管理が必要なもの、動物、貴重品等は取り扱えない。国際線の運航予定は当面20日までで、21日以降の予定は後日の発表となる。同社は自社便だけでなく、他社運航便の貨物のハンドリングも多数請け負い、貨物便だけでも週90便分近くを取り扱っていた。貨物便については、同社上屋内の体制面などから当面は業務受託が難しい状況。しかし、旅客便については自社便同様に輸出入で他社便の取り扱いも再開した。同社上屋は輸出入とも完全復旧には時間を要すると見られ、今後の復旧具合に応じて貨物便搭載分の受託も再開したい考えだ。


閲覧数:18回

最新記事

すべて表示

成田国際空港(NAA)が発表した1月の空港運用状況によると、貨物便の発着回数は2500回(前年同月比-39%)となった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ旅客便が回復に向かい、海上輸送の混乱も解消されてきたために減少したが、コロナ禍前の2019年1月と比べると36%増で、1月としては歴代3位となった。貨物量は前年同月比で33%減、19年同月比でも9%減となった。

2023年1月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で13,272㌧(前年同月比-33.7%)、2位は近鉄エクスプレスで10,209㌧(-30.7%)、3位は郵船ロジスティクスで7,232㌧(-33.3%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,141㌧ (-35.4%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,106㌧(-39.3%)だった。前月4位

オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は、ソニーグループと共同で、スマートコンテナソリューションを開発する。ONEにとってコンテナの可視性が向上し、輸送も効率化し、より迅速かつ積極的な意思決定が可能になるという。それによると、ONEはソニーグループ傘下のSony Network Communications Europeと提携し、同ソリューションの開発を共同で行う。顧客企業にも、輸送中の

bottom of page