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中欧鉄道、上期7割増 欧州発倍増


中国鉄路総公司によると、今年上期(1~6月)の中国―欧州間大陸横断貨物鉄道の列車ベースの運行便数は、計2497便で、 前年同期比の69%増と大幅な増加を記録した。

中国発貨物に偏る「片荷」が課題であったが、欧州発が倍増した結果、中国発1483便、欧州発1014便と差が縮まりつつある。一方で、深刻な渋滞が課題となっている。路線は中国側国境が4カ所だが、欧州側国境は基本的にベラルーシ・ブレスト、ポーランド・マワシェビチェの1カ所のみ。中国のフォワーダー関係者によればポーランド国境のマラ地区の通過に数日~最大10日ほどかかるようだ。中国側も、最近はモンゴルに抜ける二連浩特(内モンゴル自治区)国境で滞留が発生しているとのこと。


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