川崎汽船、商船三井、日本郵船の3社が 2017年に設立したオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)の2018年度第1四半期(4~6月)決算において、損益が1億2000万ドル(税抜)の赤字となった。事業開始後のサービス混乱で積み高が想定を下回ったのに加えて、燃料油価格が想定以上に高騰したことで期初見通しを下回った。一方、通期の業績見通しでは引き続き、純利益目標を1億1000万ドルとしている。サービス体制の安定化と、3社の統合によるシナジー効果が想定以上のペースで出ていることやサービス合理化効果、リース会計処理の見直しなどでマイナスを相殺するとの見通しを示している。
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