6月5日、 日本貨物航空(NCA/KZ)は東南アジア路線などの運航便に大幅な遅延・欠航が発生していると発表した。 先月、国土交通省から航空事故認定を受けた機材を含め、
保有機材5機が不具合のために整備が必要なため。遅延・欠航便数は、同社の計画運航便数全体の約35%にあたる。
現在の主な欠航便は、成田―シンガポールを週5便で運航中のKZ283便と、同便をシンガポールからバンコクにつなぐKZ254便などの東南アジア路線で、再来週いっぱいの欠航を予定している。また、遅延便は複数の運航路線に渡っており、現在のところ遅延解消のめどは立っていない。