6月15日より、中国船社シノトランス・コンテナラインズの日本総代理店であるシノトランスジャパンは、中欧鉄道を利用して日本とウランバートル(モンゴル)をシー&レールで結ぶサービスを開始する。
日本からモンゴルへは中古車など自動車関連貨物や、建築資材、おむつなどの需要を見込む。現状はモンゴルまでのサービスだが、ロシア、中央アジア、欧州へも順次、仕向け地を拡大させる予定。
日本から欧州内陸向けは通常、海上輸送で2カ月以上かかるが、このシー&レールサービスで30日前後にまで短縮されるという。サービス拡大に向けて6月中旬には、横浜港から連雲港(江蘇省)を経由したドイツ・ハンブルク向けの試験輸送を予定している。