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郵船ロジ、中間決算で赤字化


郵船ロジスティクスが10月31日に発表した9月中間決算は、日本発の航空貨物の仕入れが高止まりし、円高の進行による為替差損が加わったことで最終損益が1億8900万円の赤字に転じた。

上半期は世界的な景気減速傾向の影響をうけ、海上貨物、航空貨物の荷動きは緩やかな伸びにとどまり、総じ て力強さに欠ける状況で推移。ロジスティクス事業では、カンボジアに冷蔵・冷凍機能付き多機能物流施設を新設しコールドチェーン体制を整えるなど、サービスの充実を図るが、新興国の経済成長が伸び悩む環境において、荷動きにこれまでのような力強さはみられず、全体を押し上げるには至らなかった。


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日本航空(JAL/JL)は、ボーイング767-300ER型機の貨物専用機の3機導入を発表した。自社の貨物専用機を所有するのは13年ぶりとなり、本年度末から順次運航を開始する。物流企業との提携を強化し、貨物航空事業において安定した利益を得られると踏んでの決断だ。これまでJALは、航空貨物は旅客機の貨物スペースに加え、需要に応じて他社フレイターをチャーターするなどして対応しており、需要変動が大きい性質

2023年3月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で18,3897㌧(前年同月比-26.9%)、2位は近鉄エクスプレスで12,433㌧(-25.8%)、3位は郵船ロジスティクスで9,162㌧(-37.6%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,705㌧ (-31.2%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,693㌧(-41.1%)だった。

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