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郵船ロジ、中間決算で赤字化


郵船ロジスティクスが10月31日に発表した9月中間決算は、日本発の航空貨物の仕入れが高止まりし、円高の進行による為替差損が加わったことで最終損益が1億8900万円の赤字に転じた。

上半期は世界的な景気減速傾向の影響をうけ、海上貨物、航空貨物の荷動きは緩やかな伸びにとどまり、総じ て力強さに欠ける状況で推移。ロジスティクス事業では、カンボジアに冷蔵・冷凍機能付き多機能物流施設を新設しコールドチェーン体制を整えるなど、サービスの充実を図るが、新興国の経済成長が伸び悩む環境において、荷動きにこれまでのような力強さはみられず、全体を押し上げるには至らなかった。


 
 

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