top of page

日本郵船、2017年3月期は下方修正を検討


日本経済新聞は10月27日に、日本郵船の2017年3月期通期の連結経常損益が200億~300億円程度の赤字になりそうだ、と発表した。日本経済新聞によると、「50億円の黒字だった従来予想から一転、5期ぶりの赤字となる。欧州や中国経済の不透明感を背景に、海運市況の停滞が続いているため。構造的な船舶の余剰感も重なり、海運大手の苦境は当面続きそう」とのこと。

 ただし、当報道に対して、日本郵船はホームページ上に自社が発表した数値ではないことを掲載。海運市況や為替、燃料油価格等の変動要因も踏まえ、前回予想からの下方修正を検討しており、数値が確定次第、速やかに開示する、と発表した。


閲覧数:4回

最新記事

すべて表示

香港とシンガポールで2024年の貨物取扱量が大幅増加

香港空港(HKG)とチャンギ空港(SIN)は、2024年に貨物取扱量が大幅に回復し、旅客便の再開の恩恵を受けた。香港は、世界で最も多忙な貨物ハブとして、貨物取扱量が前年同期比14%増の4.9百万トンに達した。この増加は、便数の増加と強い電子商取引の需要に支えられた。同様に、...

航空貨物需要、16カ月連続で増加

2024年11月の航空貨物輸送需要は前年同月比8.2%増加し、16カ月連続成長となった。需要は過去最高を更新したものの成長率は9月以降鈍化傾向で、インフレや地政学リスク、貿易摩擦が引き続き課題となる見通し。 地域別では、アジア太平洋が13.2%の需要増で最大の伸びを記録。中...

24年12月フォワーダーランキング

2024年12月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で18,209㌧(前年同月比+8.7%)、2位は近鉄エクスプレスで11,101㌧(+6.5%) 、3位は郵船ロジスティクスで9,533㌧(-11.1%)、4位は西日本鉄道国際物流...

bottom of page