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韓進海運の破綻、140億ドル分の貨物が海上で足止め


By COSTAS PARIS AND ERICA E. PHILLIPS (PHOTO: REUTERS)

 海運世界最大手の1つ、韓国の韓進海運の経営破綻で140億ドル(約1兆4200億円)相当もの積み荷が海上に足止めされている。荷主は貨物の回収を急ぎ、顧客に届ける事態に陥っている。業界幹部や船荷仲介業者、荷主の話で明らかになった。  韓進が先週、法定管理(日本の会社更生法に相当)手続きを取って以来、50万本以上のコンテナを積載した数十隻の船舶が世界中の港で入港を拒否されている。港湾使用料や荷役料を誰が支払うかが不明なためだ。中には韓進の債権者に差し押さえられている船もある。  スマートフォン「Galaxy(ギャラクシー)」などのメーカーである韓国のサムスン電子は、3800万ドル相当の同社の積み荷が国際水域で立ち往生している韓進の船に積まれていることを明らかにした。


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2023年1月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で13,272㌧(前年同月比-33.7%)、2位は近鉄エクスプレスで10,209㌧(-30.7%)、3位は郵船ロジスティクスで7,232㌧(-33.3%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,141㌧ (-35.4%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,106㌧(-39.3%)だった。前月4位

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