top of page

海運不況、日系大手3社の下方修正

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2016年8月8日
  • 読了時間: 1分

日本郵船、川崎汽船、商船三井の海運大手3社は7月29日、2017年3月期の連結業績予想をそろって下方修正した。期初は黒字を見込んでいた日本郵船は150億円の最終赤字に沈み、川崎汽船の最終赤字は455億円に拡大する。コンテナ船などの市況が悪化し、円高の逆風も重なった。業績回復の航路が見通せない状況が続いている。

その中でも商船三井は150億円の最終黒字に踏みとどまる検討を見せている。コンテナ船事業は赤字が続くなど、収益が真に上向いたとはいえないが、鉄鉱石や石炭、穀物などを扱うばら積み船事業で黒字を確保した。ばら積み船の返却や売却により、保有船籍は17年3月末時点で80隻と16年3月末の154隻から大きく減少するが、筋肉質な運航が可能となる。


 
 
 

最新記事

すべて表示
米国、免税対象の中国・香港小口輸入を終了

5月2日、アメリカは中国と香港からの800ドル未満の荷物に適用されていた免税制度「ディミニマス」を終了した。これにより、対象の荷物には120%の関税か、100ドル(6月からは200ドル)の定額料金がかかる。2024年には1日あたり約400万個の荷物が免税でアメリカに入ってい...

 
 
 
航空業界のSAF導入促進にはパートナーシップが不可欠

IATAの2025年ワールド・カーゴ・シンポジウムで、業界のリーダーたちは、持続可能な航空燃料(SAF)の普及にはパートナーシップと協力が不可欠だと強調した。エールフランスKLMマルティレール貨物は2030年までにSAF使用量を10%にする目標を掲げ、現在1.25%の使用率...

 
 
 
25年3月フォワーダーランキング

2025年3月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で18,278㌧(前年同月比+3.1%)、2位は近鉄エクスプレスで12,0573㌧(+14.1%) 、3位は郵船ロジスティクスで9,406㌧(-14.6%)、4位は西日本鉄道国際物...

 
 
 

Kommentare


bottom of page