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貿易統計11月、回復基調で輸出入とも前年超え

財務省が発表した11月の貿易統計(速報)によると、輸出総額は7兆3671億円(前年同月比+20.5%)、輸入総額は8兆3218億円(+43.8%)となった。輸出総額は9か月連続、輸入総額は10か月連続の増加。差引収支は9548億円の輸入超過で、4か月連続の赤字だった。輸出は鉄鋼や半導体など製造設備・電子部品が増加。輸入は原粗油やLNG(液化天然ガス)、石炭が増えた。地域別では、輸出は米国が2か月連続で増加したほか、欧州とアジアが9か月連続で増加。中国は17か月連続で前年同月を上回る好調ぶりだった。輸入は米国と欧州が9か月連続、アジアと中国で10か月連続で増加した。

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成田国際空港(NAA)が発表した1月の空港運用状況によると、貨物便の発着回数は2500回(前年同月比-39%)となった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ旅客便が回復に向かい、海上輸送の混乱も解消されてきたために減少したが、コロナ禍前の2019年1月と比べると36%増で、1月としては歴代3位となった。貨物量は前年同月比で33%減、19年同月比でも9%減となった。

2023年1月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で13,272㌧(前年同月比-33.7%)、2位は近鉄エクスプレスで10,209㌧(-30.7%)、3位は郵船ロジスティクスで7,232㌧(-33.3%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,141㌧ (-35.4%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,106㌧(-39.3%)だった。前月4位

大韓航空(KAL/KE)は、世界的な航空貨物需要の落ち込みの影響を受け始めている。同社が発表した第4四半期の決算によると、旅客需要の回復によって売上高は28億ドル(前年同期比+28%)だったが、貨物収入が12億ドル(-29%)となった。世界的な景気減速により、貨物輸送能力に対する需要が減少したためと同社は述べている。また、旅客機のベリースペースと貨物専用機の容量が増加した結果、出荷量が低下したこと

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