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貿易統計11月、回復基調で輸出入とも前年超え

財務省が発表した11月の貿易統計(速報)によると、輸出総額は7兆3671億円(前年同月比+20.5%)、輸入総額は8兆3218億円(+43.8%)となった。輸出総額は9か月連続、輸入総額は10か月連続の増加。差引収支は9548億円の輸入超過で、4か月連続の赤字だった。輸出は鉄鋼や半導体など製造設備・電子部品が増加。輸入は原粗油やLNG(液化天然ガス)、石炭が増えた。地域別では、輸出は米国が2か月連続で増加したほか、欧州とアジアが9か月連続で増加。中国は17か月連続で前年同月を上回る好調ぶりだった。輸入は米国と欧州が9か月連続、アジアと中国で10か月連続で増加した。

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