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米国ーアジア間コンテナ輸送、中国を中心に減少傾向

米デカルト・データマインは9月のアジア発米国向(往航)及び、8月の米国発アジア向(復航)コンテナ輸送量実績を発表した。それによると、9月のアジア主要10か国・地域発米国向は1,546,488TEU(前年同月比-13.6%)で、8月の米国発アジア主要10か国・地域向の8月分は、45万4985TEU(-2.0%)だった。アジア発においては最大の中国が131,181TEU(-21.0%)と、2020年5月以来の2桁減を記録。米国発も減少トレンドで、中国向けをはじめ、ベトナム、インド、タイ向けなどが減少した。

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