top of page

日通、西岸避けた北米・アジア輸送経路開拓

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2022年7月9日
  • 読了時間: 1分

NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)のグループであるNXアメリカが米国やカナダからメキシコ経由でアジアへ向けた新たな複合輸送サービスを開始した。北米西岸では港湾の混雑が依然として収束しておらず、スケジュールの変更や遅延が常態化。新たなスペース確保が難しいことに加え、積み替えする鉄道ターミナルの混雑やトレーラー用ドライバーの不足など、米国内での物流は混乱している。さらに、北米西岸労使交渉による港湾ストライキ発生のリスクも懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いている。NXアメリカは、米国に係るサプライチェーンを維持するためのBCP対応サービスとして、米国西海岸の港湾混雑を回避しスペースを確保しやすいメキシコを経由した新たな複合輸送サービスのU.S.E.MEを開発。安定したリードタイムで確実な輸送を提供するとともに、メキシコで自社運営倉庫を運営する強みも生かし、NXグループによる高品質な一貫輸送サービスを提供するという。米シカゴから横浜港までの所要日数は37日程度で、現状の同じルートを鉄道と陸送を組み合わせた西海岸経由で輸送した場合と比べて数日から十数日の短縮を実現できる。

最新記事

すべて表示
25年3月フォワーダーランキング

2025年3月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で18,278㌧(前年同月比+3.1%)、2位は近鉄エクスプレスで12,0573㌧(+14.1%) 、3位は郵船ロジスティクスで9,406㌧(-14.6%)、4位は西日本鉄道国際物...

 
 
 
25年2月フォワーダーランキング

2025年2月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で16,383㌧(前年同月比+5.1%)、2位は近鉄エクスプレスで10,813㌧(+21.6%) 、3位は郵船ロジスティクスで9,019㌧(-16.6%)、4位は西日本鉄道国際物流...

 
 
 
25年1月フォワーダーランキング

2025年1月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で13,313㌧(前年同月比-4.2%)、2位は近鉄エクスプレスで8,998㌧(+3.1%) 、3位は郵船ロジスティクスで8,881㌧(-7.4%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本...

 
 
 

Comments


bottom of page