ONEは北米の西岸と東岸、内陸におけるコンテナ輸送の混雑状況について発表した。米国時間の1日時点で、西海岸ではロサンゼルス(ロングビーチ)で65隻、シアトル(タコマ)で12隻、バンクーバーで3隻が、東海岸ではジョージア州のサバンナで26隻のコンテナ船が待機中という。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的なEC利用拡大で、アジアから北米への海上輸送の玄関口である米国西海岸の港湾では、コンテナ取扱量の増加傾向が続き、停泊許可を待つ船舶が待機を余儀なくされている状況が、今も解消されないままだ。西海岸ではオークランドの混雑が解消に向かう一方で、ロサンゼルスとシアトルの混雑が悪化。東海岸ではサバンナとニューヨークが悪化傾向にある。米国内陸の主要鉄道ランプの混雑も依然として深刻で、シャーシやトラック不足により、貨物が到着しても引き取りに時間を要する状況が続いている。貨物の滞留により鉄道ランプ内のオペレーションや鉄道スケジュールに影響が出ているため、顧客には貨物の引き取り後、早急にコンテナやシャーシを返却するよう、協力を呼び掛けている。
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2023年3月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で18,3897㌧(前年同月比-26.9%)、2位は近鉄エクスプレスで12,433㌧(-25.8%)、3位は郵船ロジスティクスで9,162㌧(-37.6%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,705㌧ (-31.2%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,693㌧(-41.1%)だった。
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