中国・上海浦東空港における防疫管理強化が深刻化している。8月20-21日にかけて、新型コロナウイルスの感染者が新たに確認され、週末は航空貨物の取り扱い機能が事実上停止していた。23日に入って貨物を取り扱う上屋業務の一部が再開されたようだが、貨物便の運休や受託停止・制限が拡大。キャパシティーが大きく圧迫されている。エクスプレス事業者も対応を進め、DHLエクスプレスは27日まで上海市、浙江省、江蘇省、安徽省発貨物の出荷量を、顧客ごとに1日1回、100キロまでに制限している。貨物便供給は来週も半減する可能性があるという。
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