マースクが発表した2021年第2四半期決算によると売上高は142億ドル(前年同期比+58% )、EBIT(利息・税引前利益)は5倍の41億ドル、純利益は第2四半期に37億ドルだった。第1四半期と第2四半期を合わせた上半期の純利益は65億ドルで「記録的な業績」となったという。好調の要因は、コロナ禍に端を発する国際海運の渋滞や、サプライチェーンのボトルネックによる海上運賃の上昇などによるものだという。合わせて「サプライチェーン全体で統合されたソリューションを求める顧客のニーズに焦点を当てた、戦略的変革が順調に進んだ」とも述べている。
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