コンテナ運賃の上昇傾向が続いている。昨年、北米航路と欧州航路で荷動きと運賃上昇が起きた後、運賃市況は比較的落ち着いた状態で推移していた。しかし、今年3月のスエズ座礁事故を機に、運賃市況はかつてない勢いで上昇し、その後は中国・塩田港の混乱も市況上昇に拍車をかけた。一部船社が公表した直近の業績速報値は、第1四半期をさらに上回る増益を示しており、上期の業績改善が勢いを増すのは確実。荷動きはこれから繁忙期を迎え、運賃高騰は当面続くとみられている。
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すべて表示2023年2月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で15,607㌧(前年同月比-31.4%)、2位は近鉄エクスプレスで12,039㌧(-24.8%)、3位は郵船ロジスティクスで7,940㌧(-37.2%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,571㌧ (-30.8%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,250㌧(-44.5%)だった。
成田国際空港(NAA)が発表した1月の空港運用状況によると、貨物便の発着回数は2500回(前年同月比-39%)となった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ旅客便が回復に向かい、海上輸送の混乱も解消されてきたために減少したが、コロナ禍前の2019年1月と比べると36%増で、1月としては歴代3位となった。貨物量は前年同月比で33%減、19年同月比でも9%減となった。
2023年1月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で13,272㌧(前年同月比-33.7%)、2位は近鉄エクスプレスで10,209㌧(-30.7%)、3位は郵船ロジスティクスで7,232㌧(-33.3%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,141㌧ (-35.4%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,106㌧(-39.3%)だった。前月4位
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