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コンテナ船運賃、上昇続く

コンテナ運賃の上昇傾向が続いている。昨年、北米航路と欧州航路で荷動きと運賃上昇が起きた後、運賃市況は比較的落ち着いた状態で推移していた。しかし、今年3月のスエズ座礁事故を機に、運賃市況はかつてない勢いで上昇し、その後は中国・塩田港の混乱も市況上昇に拍車をかけた。一部船社が公表した直近の業績速報値は、第1四半期をさらに上回る増益を示しており、上期の業績改善が勢いを増すのは確実。荷動きはこれから繁忙期を迎え、運賃高騰は当面続くとみられている。

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3月も世界の航空貨物市場の成長は持続的

2024年3月、世界の航空貨物需要は前年同月比11%増加し、これで3ヶ月連続の増加となった。この成長を牽引したのは、電子商取引と紅海航路の混乱という要因でした。最新の分析結果を発表したXenetaによると、2024年第1四半期の高い需要は、8%増加した貨物船舶のキャパシティ成長を上回ったという。

航空貨物運賃の低下傾向続くも、紅海攻撃が影響

2024年2月欧米とアジアを結ぶ主要路線での航空貨物料金が、昨年比で引き続き低下している。バルティック取引所航空貨物指数(BAI)によると、香港から北米への料金はUSD4.66/kgと、昨年同月比で5.5%減少した。これは、1月のUSD5.22ドルからの低下。この減少は旧正月が昨年1月から今年は2月にずれたことによるもの。しかし、料金は2023年の水準を下回り続け、下落基調は18か月連続。ただ、減

24年2月フォワーダーランキング

2024年2月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で15,582㌧(前年同月比-0.2%)、2位は郵船ロジスティクスで10,811㌧(+36.2%) 、3位は近鉄エクスプレスで8,889 ㌧(-19.5%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,036㌧ (-15.0%)、5位は阪急阪神エクスプレスで2,688㌧(-17.3%)だった。

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