top of page

フィリピン航空がコロナ禍で米破産法申請

フィリピン航空(PR/PAL)は、アメリカの連邦破産裁判所へ破産法第11章を9月3日付で申請した。日本における民事再生法の申請に相当する。今後は通常通りの運航を継続しながら再建を目指す方針だ。新型コロナウイルス感染症の拡大による航空需要の落ち込みで、大幅な赤字を計上するなど業績が悪化。感染の収束を見通せないことから、当面は需要の回復が見込めないと判断。自力での再建を断念したとみられる。フィリピン航空は、フィリピン国外に多くの債権者を抱えていることから、アメリカで法的整理を申請した。

閲覧数:4回

最新記事

すべて表示

ONE、MSCとの提携でアジアー欧州間の貨物輸送を強化

オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は、MSC(スイス)と提携し、アジアー欧州間で貨物スペースを融通する。ONEは日本郵船、商船三井、川崎汽船の統合で設立され、世界6位の運行規模を持つ。ハパックロイド(ドイツ)の脱退後も、HMM(韓国)とヤンミン(台湾)と共に「...

IATAが2024年の貨物収益と取扱量の予測を上方修正

IATAは、需要と運賃が予想以上に好調であることを受けて、2024年の航空貨物収益予測を引き上げた。貨物収益は1110億ドルから1200億ドルに上方修正され、貨物取扱量は4.5%から5%の成長が見込まれる。2024年4月末までの年初来実績では、重量が12.7%増加したことを...

Comments


bottom of page