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商船三井の第1四半期決算 純利益2.7倍、船賃高や円安で

商船三井の2022年4-6月期連結決算(2023年3月期第1四半期決算)は、売上高が3747億8300万円(前年同期比+29.7%)、本業の営業利益が2.9倍増の235億9700万円、経常利益が2.7倍増の2841億9100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.7倍増の2857億7900万円と、増収・大幅増益となった。中国上海市のロックダウン(都市封鎖)などの悪影響もあったが、新型コロナウイルス感染症の発生以来の海上運賃の高止まりに加え、歴史的な円安がドル建ての売り上げを膨らませ、前期から続く好業績を大幅に押し上げた。

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香港からの航空貨物サービス料金、昨年を上回る需要増

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航空貨物運賃の低下傾向続くも、紅海攻撃が影響

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